私は
他の方ほど高評価では無かったです。
面白く無いわけじゃないんですけど、1冊を通して起伏が少ないので
読んでてワクワク感や、早く続きが!みたいなのに少し欠けました。
捕物っていう側面は薄くて、
人との関わりや、恋愛模様がメインなのかな。
なので、そういうのが好きな人にはいいかなって思うのですが、物足りなさを感じました。
なんだか、個々の登場人物のキャラクターをイメージしずらかったです。
設定はちゃんとしっかりあってそれは魅力的ではあるんですが、
頭にその人像が浮かばなかったというか。
凄く読みやすいなぁとは思ったのですが、
続きを買うかは、保留中です。
女性にオススメの捕物帳
全部で5つの話から成る短編集。主人公・髪結いの伊三次を中心とした様々な江戸の人間模様が、繊細な筆致で繰り広げられています。話ごとに中心となる人物が違う所もとても楽しめました。 この本でオール読み物新人賞を獲得してデビューした著者、次回作にも期待大です。
恐るべきデビュー作♪
人情を絡めた捕物帖は結構多いが、特に主人公の伊三次の周りを固めるお文と不破のキャ ラ設定が最高! 特に、この作品においては上記2人が主役を張ってる話もあって却ってその話の方が興味深いエピソード満載で面白く読めます。 会話も、他の捕物帖に比べて江戸っ子らしいキップのいいセリフが次々と出てきて心地よい事この上なし。 もちろん、伊三次とお文との恋愛模様も2人の会話を聞いてるだけでハラハラドキドキ。特に女性が読まれたら、尻に惹かれてるきらいのある伊三次が可愛く感じる方もいらっしゃる筈。 今後の展開が見逃せません。 特に感じたのは、各話に出てくる犯人が決して悪人として読者に受け入れられない点が非常に印象深いです。そこに宇江佐さんの優しさが滲み出ていて、誡?者が惹き付けられる一番の魅力じゃないかなあと思ってます。 どちらかといえば、捕物帖というより市井物として読まれた方が合ってるんじゃないかなあとは思います。いや、両方楽しめるといった方が適切でしょうか・・・・
時代小説における久々の才能
宇江佐真理のデビュー作。作者はたびたび直木賞候補となっているが、このデビュー作も小説としての完成度は高い。函館在住の小説家だが、江戸の情緒や文化を見事に再現する。また、芸者文吉など、女性の描写はピカイチで、独自の市井小説となっている。時代小説における久々の才能といえよう。
文藝春秋
紫紺のつばめ―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫) さらば深川―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫) さんだらぼっち―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫) 黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫) 君を乗せる舟―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)
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